「音楽美学」を読む【7】修二と彰「青春アミーゴ」
野村 良雄 音楽美学 改訂 |
「ベートーヴェン、ピアノソナタ第23番へ短調作品57の「熱情(アッパッショナータ、Appassionata)」を軸として、「トニック<->サブドミナントマイナー」を巡る世界を描く。前回に引き続きケーススタディ。本日は、「野ブタ。をプロデュース」の主題歌、修二と彰「青春アミーゴ」のイントロ部を。 上記ギターソロが印象的な部分だ(以前解析したタブ譜だが)。キーはGマイナーで、 4/4 Gm |F#dim |F7 |F#dim| コード進行は、 Im-VIIdim-bVII7-VIIdim で、VIIdimは、ImとbVII7を繋ぐ経過コードに過ぎないため、骨子は、 Im-bVII7 bVII7はサブドミナントマイナー。とまあ、このイントロ部そして全体のコード進行も詰まるところこの「トニック<->サブドミナントマイナー」の関係に還元できると思う。 先週土曜日(12月11日)放映の「野ブタ。をプロデュース」で、何とかクラスの信頼を取り戻した修二(演:亀梨和也)。黒幕蒼井(演:柊瑠美)も信子(演:堀北真希)の「愛情」に癒されたのか、悪質な悪戯を止めて。ほっとしたと思いきや来週最終回。郵便局のキャンペーンで堀北真希嬢の年賀状がもらえるらしい。欲しい。続く。 |