「音楽美学」を読む【21】「酔い任せ」組曲@ブログ





警部補 古畑任三郎 1st DVD-BOX




PCーUNIXのWWWーDB連携プログラミング





ウィトゲンシュタイン, 野矢 茂樹


論理哲学論考







プラレール いっぱいつなごう 700系のぞみセット


Em FM7/E F#m7b5/E FM7/E
+ + + + + + + +
e:-0---0-----1-1---|-2---2-----1-1---|
B:-0---0-----1-1---|-1---1-----1-1---|
G:-0---0-----2-2---|-2---2-----2-2---|
D:-2---2-----3-3---|-2---2-----3-3---|
A:-2---2-----0-0---|-0---0-----0-0---|
E:-0---0-----0-0---|-0---0-----0-0---|
 えぇぇ〜。まずはこのコード進行をギターで力強くコードカッティングしてみましょう。キーはEマイナー。コード進行は、


Im-bIIM7-IIm7b5-bIIM7


 bIIM7は、サブドミナントマイナーIVm7で代理可能。キーEマイナー=同主調Gメジャーで捉えた場合、

  • bIIM7=FM7=ファ+ラ+ド+ミ
  • IVm7=Am7=ラ+ド+ミ+ソ



 で3音共通のため。よって、上記コード進行も、トニックマイナー(Im)→サブドミナントマイナー(bIIM7=IVm、IIm7b5)なんです。三谷幸喜脚本、古畑任三郎のテーマ(部)のコード進行も、「トニックとサブドミナントマイナー」の世界ということなんですねぇ〜(←しつこいか)。




 「何で失敗したんだろう?」 己の渾身の考えの結果=企み=企画=完全犯罪が失敗したときに犯人は刑事に問う。古畑任三郎刑事コロンボ参照)で”共感”するところはいつもその犯人の心境だ。物事は意外と巧くいかない。企んだようには動いてくれない。筆者にとっても、そんな一年だったかなぁ。結局いつもそうなんだけど。「今年こそ、この仕事はやりとげてやる」が、できなかった。「企んだ事件で負け」という勝負がある。そういう事前準備がある。音楽でも、仕事でもそうだ。そういうことを、僕は実感していなかったのかもしれない。所詮、「想定範囲内」を自分で狭く、甘くする限り、その準備は浅はかだ。




 私は今日、所謂「仕事納め」。明日も仕事のかた、本当にすみません。「仕事納め」のかたは本当にお疲れ様でした。今晩は飲むのですか? それとも、年賀状書くのですか? 本当に一年お疲れ様でした。年賀状と言えば、郵便局の「年賀状」(=「金井君、後だし」のやつ、コチラで視聴)のCM音楽のベースラインは、キーEbメジャーで、



Eb Cm7 Db7 Em7b5 Eb
+ + + + + + + +
G:---8---5---6---7-|-8---------------|
D:-----------------|-----------------|
A:-6---3---4---5---|-6---------------|
E:-----------------|-----------------|


 コード進行は


I-VIm7-bVII7-VIIm7b5


 と、トニック(I,VIm7)→サブドミナントマイナー(bVII7)→ドミナント(VIIm7b5)。




 そして「自分が思うようにいかない理由」を考える。真剣に。そう思う故に、ブログ=日記らしく、仕事納めまでの24時間を、ドキュメントで綴る。これがブログ? 僕はブログを書いている。更新しながらリアルタイムに。



2005年12月28日 02:00-05:00 about
 某社サーバのネットワーク移設プロジェクトが職場(5年務めている)で進行中。僕は、自分が担当したメールマガジン配送システムの仕様変更の影響監視を行う。監視しつつ、上司G氏(彼は日本にUNIXを紹介した偉大な人だ)とメッセンジャで会話。「オマエが今一成功しない(注:実際、「成功」していない)最大の理由は、他人の言うことを真摯に聞こうとしない=自分を愛することで精一杯過ぎている=因って自分を客観視できていない、ことにある」と指摘される。
 思えば、女房にも「あんたには、本当に重大な欠点がある。人を思いやれない」と言われたことがある。コントラバス(=ベース)の師匠(参照)にも「オマエがノリを出せない理由が解るか? それはオマエがリズム感が無い、というような一般的な話ではなく、オマエ自身がオマエのグルーヴを妨げているんだ。何かの”間違い”がオマエの良さ=ノリを妨げているんだと考えろ。それを取り除いていくことができたら、オマエは立派なリズムが表現できるだろう。そのためには、自分を”白紙”にすることだ。自分を捨てることだ」(大意)と説教されたことがある。僕は、師匠+女房+上司が同一の自分の欠陥を指摘していることに、今更ながらに気付く。僕の”挫折”=”限界”を真剣に読むべきだ。そして、なんとかしてソレを乗り越えていくべきだ。

 実際、僕は周囲の話をないがしろにすることで、数日前、今回のネットワーク移設作業において失態を演じたのだ。ブログをずっと、読んでくださってるかたは、お気づきだろう。”周りの空気”を読めていない。それが僕の欠陥だ。これは自虐じゃない。JASRAC問題のときもそうだったかもしれない。そう言えば共通一次試験でも国語が平均点を割っていた。特に「このときの登場人物の気持ちは以下のどれか?」という問題で正解した試しが無い。そんなやつだ、僕は。こういう「身勝手な連想」すら、上司は批判した。そのとおりなのだ。これをハッキリと聞いて、自分は「あぁ、いい上司を持ったなあ」と決してお世辞ではなく思った。これはブログだ。許されたし。




 ウィトゲンシュタイン(Ludwig Wittgenstein)は「主体は世界に属さない。それは世界の周縁である」(大意)ということを言った。僕は結局”主体”信者なのだろうか? そんなこんなで眠れず(←いわばソレも甘い)、

2005年12月28日 07:20-08:30 about
 社内メールサーバのインタースキャンとして用いているAネットワークがサーバ・メンテナンス中。「社外からメールが届かない」と同僚S女史より電話。ウトウトしたところを起こされる。社内メールサーバの障害でないことを確認、報告。

 眠くて失礼な態度をとってしまったかもしれない。すみません。そして眠れず、

2005年12月28日 10:30-13:30 about
 「星のカービィ」の長男(参照)、「波田陽区」の次男(参照)だけ僕の実家(神戸)に里帰り。帰省準備の手伝い。東京駅の新幹線乗り場で見送る。子供だけでの帰省は、初めての経験だ、彼らにとっても、親である僕にとっても。まだ帰省ラッシュの一歩手前、新幹線乗り場は混雑しておらず、肌寒かった。





 毎日通勤で東京駅を用いているが、子供と一緒の東京駅は一味違う。1時間ほど早く到着、銀の鈴辺りを子供らとうろつくが、意外とこういう時間は早く過ぎ去る。車で送る女房が言っていた。
「上司が言っていることは本当に正しいのよ。あなた、こいつら(=子供たち)の言うことを、真摯に聞いてあげなさいよ」。確かにそうだ。「のぞみ、つばさ、エル特急」。そういえば、トミカプラレールソング、「のりものジャンジャン♪」のサビ(=【C】、歌詞「プ・ラ・レェル〜、ゴー・ゴー・トミカ〜」部分)(参照)でもサブドミナントマイナーが重要な位置を占めている。ロックは黒人ブルースのみならず、ブルーグラスの影響を絶対に受けている。 


I7-bVII7-IV7

2005年12月28日 14:00-21:00 about
 仕事。ミレナリオなるものが近所で行われ大騒ぎだ。




2005年12月28日 21:00-21:40 about
 同僚、A氏の仕事を眺めつつ(=邪魔)。A氏は今年の会社移転による新社内ネットワーク、そして今回の「某社サーバのネットワーク移設プロジェクト」のキー・パースンであった。僕は彼が描いているネットワーク図を事前に想像することが出来ず、迷惑をかけた。そのことを謝罪する。「何でも結局、経験ですよ」と語るA氏に感謝。




2005年12月28日 21:40-23:00 about
 JR中央線で帰宅。睡眠をとる。





 乗客は意外と少ない。大抵の場合、忘年会は先週末だったのだろう。



2005年12月28日 23:00-24:00 about
 国立北口の飲み屋、**に立ち寄り食事をとる。





 女房は疲れが出たようだ。「外で食ってきて」と仕事中メッセンジャが。先日次男の友人TG君の父親が教えてくれた焼き鳥屋「まっちゃん」は閉店していたため、北口の飲み屋へ。公務員としてダム建設などに関わってきたらしい、50歳台の男性、ママさんらと、玉川上水について話す。男性は「玉川上水は、”プロジェクトX”レヴェルの話じゃない。ものすごい話なんだ」と熱弁する。そして帰宅。




 まあ、そんな「仕事納め」の時間があったわけで。お疲れ様です。えぇぇ〜、歯周病の原因は、アクチノバシラス・アクチノミセテムコミタンス。まだまだ甘い。明日は今週の響鬼見て、部屋の掃除をして。部屋の掃除と同時に、自分の脳みその掃除もできればいいのに。続く。




■関連記事:前回 刑事コロンボのテーマ