エルガー 弦楽のための「序奏とアレグロ」
ブリテン(ベンジャミン), イギリス室内管弦楽団, パーセル, ハーウィッツ(エマニュエル), シリトー(ケネス), アロノウィツ(セシル), リチャーズ(バーナード), エルガー 弦楽合奏によるイギリス音楽(紙ジャケット仕様) オムニバス(クラシック), BBC交響楽団, バーンスタイン(レナード), エルガー, シャハム(ギル), シルヴァ(ロハン・デ), オルフェウス室内管弦楽団, フルニエ(ピエール), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ウォーレンスタイン(アルフレッド) エルガー:作品集 BBCウェイルズ・ナショナル交響楽団, エルガー, 尾高忠明 エルガー:交響曲第1番 変イ長 エルガー エルガー弦楽のための《序奏とアレグロ》 |
昨日、もう15年来の友人となるMR女史の家に遊びに行き、今日はかつてビデオ店に勤めていた時代の社長KB氏の家に遊びに行く。何故か、「のだめカンタービレ」の話をすることが多い。前者MR女史は仕事で、「のだめ」の校閲をしたことがあるらしく、「細かい楽章から資料を調べまくって検証しているの。『のだめ』は本当に資料を調べる機会が多い作品なの」と。後者KB氏は娘さんが読んでいるとのこと。 で、全音楽譜出版社から出ている黄色い小楽譜本、「弦楽のための《序奏とアレグロ》」を国立駅北口、国立楽器で買う。先日「威風堂々」、「のだめカンタービレ」第6巻から「ヴァイオリン・ソナタ 82」を採り上げたとき考えたことがずっと頭に引っかかっている。国粋主義者と誤解されるエルガーが、非アングロ・サクソン文化圏=ウェールズの音楽をモチーフに取り入れたという「序奏とアレグロ」を譜面を読みながらじっくり研究したかった。midiはコチラなどが参考になる。
※全音楽譜出版社エルガー「弦楽のための《序奏とアレグロ》」
旋律に用いられているスケールは、
と普通のドレミファソラシ、イオニアンスケール。「ケルト音楽って、「ドレミソラ」のペンタトニック音階=”スコットランド音階”が主じゃないか?」と思っていた時代が自分自身あったが、カトリックであるからしてグレゴリアン・モードを下地として、そのうちのイオニアン、ドリアン、ミクソリディアン、エオリアンを限定的に使うという法則があるようだ。いや、スコットランド、アイルランド、ウェールズでそれぞれ使用するスケールにも差異があるのかもしれない。それらは今後も研究課題で。 ■関連記事:ヴァイオリン・ソナタ 82(Sonata for Violin and Piano in Eminor Op.82) |